場合によっては、長距離を走ることもある
トラックドライバー。
勤務時間中ずっと運転しているイメージがありますが、休憩時間はどうやって確保しているのでしょうか。
今回は、
トラックドライバーの休憩時間についてご説明します。
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トラックドライバーの拘束時間
トラックドライバーの拘束時間の基準は13時間と、厚生労働省が定めています。
ですが中には、都道府県をまたいで運転する長距離ドライバーもいますよね。
道路状況はその時々によって変わるので、渋滞に巻き込まれたり、迂回しなければならないこともあるでしょう。
ですので、この基準は状況によって、上限16時間まで延長することが認められています。
また、15時間以上の労働は、1週間に2回までと決まっています。
トラックドライバーはその仕事内容から、オフィスで働くより、拘束時間が長くなってしまうこともあります。
しかし、
トラックドライバーの体に無理がないように、拘束時間は細かく決められているのです。
▼一日の休憩時間
1日の拘束時間の基準は13時間ですが、そのうち運転時間は2日で平均9時間と決められています。
また、続けて運転できる時間は4時間までという決まりもあるので、4時間運転するごとに、合計30分の休憩を取りましょう。
状況によっては4時間の間に、数回に分けて合計30分の休憩を取っても構いません。
ただし一回の休憩時間は、10分以上取るようにしましょう。
疲れた状態で運転を続けると、判断力の低下や運転のミスにつながりかねません。
運送スケジュールや、自身のペースに合わせて、しっかりと休憩を取りましょう。
▼まとめ
トラックドライバーの拘束時間は、
運送スケジュールによって13時間までと、多くのオフィス勤務より長時間になっています。
しかし、ドライバーの体に無理がないように、連続して運転して良いのは4時間まで。
疲れが出ているのに無理して運転するのは危険なので、こまめに休憩を取って、安全運転を心がけましょう。
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