トラックの故障原因とは？ | コラム | 京都府久世郡久御山町 大久保駅【有限会社秀商】

トラックが故障する原因は、どのような事なのでしょうか？
今回は、トラックに起こる故障の原因について、お伝えします。

▼エンジン故障
エンジン故障は、トラックの故障の中でも、最も多いと言われています。
毎日長距離を走ることが多いトラックでは、エンジンの劣化も早くなります。
エンジンオイルの点検不足や、エンジン内金属パーツの摩耗などが原因になることが多いので、定期的なチェックを欠かさないことが大切です。

▼クラッチの故障
現在一般車では、オートマチックが主となっていますが、トラックはミッション車が主流です。
ミッション車は、運転中にクラッチの接続・断絶を繰り返すので、摩耗が激しくなり、故障に繋がります。
特に半クラッチを多用すると、摩耗が早まるので注意。
異常を感じたら、早めにメンテナンスすることで、クラッチの寿命を延ばしましょう。

▼オーバーヒート
オーバーヒートとは、冷却水が減ることによってエンジンの過熱につながり、部品が焼き付くなどの不具合を起こすことです。
オーバーヒートには、以下の原因が考えられます。

・パッキンの劣化などで冷却水が漏れ出す
・ポンプの故障で冷却水がうまく循環しなくなる
・冷却用ファンの不具合
・冷却水の温度を保持するサーモスタットの不具合

▼まとめ
トラックには、色々な故障原因があります。
特にエンジン・クラッチの動作に異常を感じたり、異音が発生した場合は、早めに点検をしましょう。
冷却水の減少によって起こる、オーバーヒートにも注意です。
トラックを点検するときは、冷却水の量も確認し、減っているようなら補充しましょう。
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