雨天時に荷物を
運送する場合、晴天時よりさらに運転に注意を払わなければなりません。
では、雨天時に
トラックを運転するとき、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。
今回は、雨天時に
トラックを運転するときの注意点について、見ていきましょう。
▼雨天時に
トラックを運転するときの注意点
雨天時は、晴天時に比べて事故件数が5倍~7倍に増えるといわれています。
安全に荷物を
運送するために、以下のことに注意しましょう。
■十分にスピードを落とす
雨天時は、道路上のほこりや土が雨で浮かび上がり、スリップしやすくなります。
十分にスピードを落とさずに、カーブに進入するのは危険です。
重心が高い
トラックの場合は、横転する可能性も否定できません。
カーブに進入する前に、十分スピードを落としましょう。
また、停車距離も晴天時より長くなるので、車間距離を長く取り、早めのブレーキを心がけましょう。
■不要な進路変更はしない
雨の日は、水滴でサイドミラーが見えにくくなります。
加えて、走行によってあがる水しぶきで、後方から近付くバイクなどが見えにくくなります。
巻き込み事故を起こさないために、必要ない進路変更を頻繁にするのは控えましょう。
■夜の歩行者の見落としに注意
雨天の夜間の走行は、暗いうえに雨で、視界がとても悪くなります。
黒い傘や、暗い色の服を着ている歩行者は、特に見えにくくなりますので、前方・左右の確認を入念にしましょう。
■フロントガラスの曇りに注意
雨の日に湿度が上がると、フロントガラスが曇りやすくなります。
視界が著しく悪くなり、とても危険なので、内気循環とエアコンを使って曇りを解消しましょう。ガラスが曇ってきたら、すぐに曇りを解消できるように、普段から
トラックの機能を確認しておくことも大切です。
▼まとめ
雨天時に
運送する場合は、十分にスピードを落とし、不要な進路変更は控えましょう。
サイドミラーは晴天時より見えにくくなるので、左右の確認をしっかりと。
夜間は特に、歩行者を見落とさないように注意しましょう。
万一ガラスの曇りが発生した場合、すぐに解消できる準備をしておくと安心です。
弊社では日々、安全運転・無事故・無違反を心がけて
運送を行っております。
未経験の方でも、丁寧に指導致しますので、ぜひご応募ください。